ロイヤルドルトン（ROYAL DOULTON )

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ロイヤルドルトン（ROYAL DOULTON ) ロイヤルドルトン（ROYAL DOULTON ) イギリス 　時代の好機と、優れた見識によって導かれた英国陶磁器の本流。 ロイヤルドルトンの歴史は、1815年、ロンドンのランベスに設立された小さな窯に始まりました。創立者ジョン・ドルトンは、当時若干22歳。はじめこの窯は家庭向けの実用的な陶器を生産する小規模なものでしたが、息子のヘンリー・ドルトンの時代になると、変革期を迎えるようになりました。ヘンリーは産業革命による都市化にいち早く対応し、陶器を土管や排水設備などの工業用品に応用。ロンドンの都市計画において基礎をなす製品を開発したことで、製陶メーカーとして揺るぎない地位を築いたのです。1860年にはランベス工場内にスタジオを開設し、装飾陶器の製作に着手。世界的に名を馳せる装飾陶器メーカーへと成長を遂げたのでした。 数々の名誉ある受賞。そして、王室のロイヤルドルトンへ。 ロイヤルドルトンは、1877年、英国窯業の中心地ストーク・オン・トレントへの工場移転を機に、造型や装飾など様々な分野の優れた職人を集め「ファイン・チャイナ・ボーン」における芸術的な作品を数多く発表。その功績により、ヘンリー・ドルトンは1887年、ヴィクトリア女王よりサーの爵位を賜りました。同年には仏国からレジオン・ドヌール勲章も授与され、その偉大な功績が国内外に認められています。さらに1901年には王室御用達を賜るとともに、社名と製品に”ロイヤル”の名を冠する栄誉に輝きました。以来、ロイヤルドルトンは、多くのコレクターを有するフィギュア シリーズや、新技術に贈られる女王賞に輝いたファイン・チャイナ(半透明磁器)など数多くの銘品を世に送り出し、ロイヤル・ブランドとして広くその名が知られています。

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